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2025.05.25
もう何度か真夏日がありましたね。

5月も後半に差し掛かり、本来なら爽やかな風が心地よいはずが、今年は早くも真夏のような日差しが降り注ぐ日が増えてきましたね。急な気温上昇は、特に妊婦さんにとって、体調管理が難しい時期かと思います。
「暑いのは苦手だけど、体を冷やしすぎるのも心配…」
そんな風に感じている妊婦さんも多いのではないでしょうか?今回は、日本の古くからの知恵も借りながら、心地よく、そして安全に、この初夏の暑さを乗り切るためのヒントをいくつかご紹介します。
1. 「冷やしすぎない」水分補給と旬の恵み
暑いと感じると、ついついキンキンに冷えた飲み物に手が伸びてしまいますよね。でも、お腹の赤ちゃんのためにも、体を冷やしすぎるのは避けたいところです。
- 常温〜ぬるめの水分をこまめに:喉が渇く前に、少しずつ水分を補給しましょう。昔から「夏は麦茶」と言われるように、体を冷やしすぎない麦茶や、白湯は妊婦さんにもおすすめです。
- 旬の食材で体を労る:ちょうど今頃から旬を迎えるきゅうりやトマト、ナス、スイカなどは、体の熱を冷ます効果があると言われています。冷やしすぎない程度に、食事に上手に取り入れてみてください。夏野菜は、まさに自然の恵みですね。
2. 知恵と工夫で、賢く体温調節
5月の終わりは、日中と朝晩の寒暖差が大きいのも特徴です。昔から言われる「衣替えは遅めに」という言葉もあるように、急な冷え込みにも対応できるよう、脱ぎ着しやすい服装で、体温をこまめに調節しましょう。
- 素材選びがカギ:吸湿性・速乾性に優れた綿や麻、レーヨンなどの天然素材は、日本の高温多湿な気候に昔から寄り添ってきた知恵でもあります。汗をかいてもサラッと快適に過ごせます。
- 羽織りものを活用:薄手のカーディガンやパーカー、ストールなどを一枚持っておくと便利です。室内の冷房対策にもなりますし、朝晩の冷え込みにも対応できます。
3. お家でできる、日本のひんやり工夫
日中、外が暑いと感じたら無理せずお家で過ごしましょう。昔ながらの工夫も取り入れて、快適な空間を作ってみませんか?
- 扇風機やエアコンを上手に活用:冷やしすぎないように、エアコンの温度設定は高め(27〜28℃くらい)に設定し、扇風機と併用して空気を循環させると効果的です。直接風が当たらないように工夫しましょう。
- 打ち水や簾(すだれ)の活用:昔から日本の夏に用いられてきた「打ち水」は、地面の熱を奪って涼しくする効果があります。また、窓辺に「簾(すだれ)」を掛けることで、日差しを遮りながら風を通し、涼を感じることができます。
- 「頭寒足熱」の意識:体を温める際は足元を温めるのが基本ですが、暑い時期は「頭は涼しく、足元は冷やしすぎない」という意識を持つと良いでしょう。首元や足元を、濡らしたタオルなどでひんやりさせるのも手軽なクールダウンです。
☀️「まさポ いきみのがし」と過ごす、穏やかな初夏の時間
こんな急な暑さで体調が揺らぎやすい時こそ、「まさポ いきみのがし」の優しい触り心地が、心身のリラックスに役立つかもしれません。
心地よい感触は、ちょっとした不快感や不安を和らげ、ママの気持ちを穏やかに整えてくれます。お家でリラックスする時間に、そっと手に取ってみたり、快適な温度のお部屋で肩や腰に当ててマッサージしてみたりするのもおすすめです。ママの心が穏やかであることが、お腹の赤ちゃんにとっても一番の安らぎになりますよ。
新緑が目に鮮やかなこの季節、そして新しい命との出会いに向けて、皆様が心身ともに健やかに過ごせるよう、Spicaはこれからも応援しています。
どうぞ、無理のない範囲で、ご自身と赤ちゃんの体を大切にしてくださいね。