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2025.11.10

🌿 一歩ずつ、“寄りそう”かたちに

― グッドデザイン賞受賞と、メッセナゴヤ出展を終えて ―

こんにちは。株式会社Spicaです。
今週は、私たちにとって大きな1週間になりました。
グッドデザイン賞の受賞からはじまり、祝賀会での多くの出会い、そしてメッセナゴヤ2025のフェムテックコーナーへの出展。
たくさんの方々とお話をする中で、「まさポ いきみのがし」に込めた思いを改めて見つめ直す時間になりました。


■ グッドデザイン賞の祝賀会にて

先日、「まさポ いきみのがし」が2025年度グッドデザイン賞を受賞し、関係者の皆さまとともに祝賀会に参加しました。
デザインと一言でいっても、その広がりはとても大きいもの。プロダクト、建築、地域活動、教育、福祉——あらゆる分野の中で“人に寄りそうデザイン”が生まれていました。

同じ受賞者の方々と話していて印象的だったのは、どの方も「困っている誰かを想って始めた」という原点を持っていたこと。
その姿勢に、私たちも多くの刺激を受けました。
そして「寄りそう」という言葉を、改めて自分たちの中で噛みしめています。デザインの結果として形になるものではなく、人と人の関係性をどう見つめるかから始まる——そう感じた時間でした。


■ メッセナゴヤでの出会い

週の後半には、メッセナゴヤ2025に出展しました。フェムテックコーナーでは、女性の健康やライフステージに寄りそう新しいアイデアが数多く並び、私たち自身も学びと刺激をたくさんいただきました。

ブースに立ち寄ってくださった方々からは、「知ってます、まさポ!」という嬉しい声もあれば、初めて手に取ってくださった方からの「こういうものがあるんですね」との驚きも。
多くの企業の取り組みを見て感じたのは、フェムテックが“特別な領域”ではなく、すべての人の暮らしを支える文化として根づき始めているということ。
その流れの中で、Spicaとしてどんな貢献ができるのかを考えるきっかけになりました。


■ 応援の声が力になる

展示会では、通りすがりに立ち止まってくださった方、製造業の方、医療関係者の方、そして子育て中のママなど、本当に多くの方に声をかけていただきました。

「うちの子のときにあったら良かった」「こういう小さな優しさが嬉しい」。
そんな言葉をいただくたびに、“つくる”という行為の先にある温かさを思い出します。
まさポは、決して特別な道具ではなく、誰かの気持ちを受け止める手助けができる存在でありたい。
その思いを胸に、これからも活動を続けていきます。


■ 今週のちょっとヒント(妊婦さん・パートナー・ご家族へ)

  • 小さな休憩を先に入れる:疲れる前に3〜5分だけ深呼吸か白湯時間。先手のひと息が、その後の体力温存に効きます。
  • 声かけは具体的に:パートナーは「何か手伝おうか?」よりも「洗い物やっておくね」「買い物リスト送って」と具体化すると気楽です。
  • 冷え対策は“足元から”:足首を温めるだけでも体感が変わります。外出時は靴下+一枚を意識。

■ さいごに

グッドデザイン賞の会場でも、メッセナゴヤでも、感じたのは“ひとりでは何もできない”という当たり前のことでした。
支えてくださる方々、関わってくださる方々、そして日々の暮らしの中で応援してくださる皆さま——その一つひとつがSpicaの原動力です。

来週からはまた、次の一歩を。寄りそう気持ちをかたちにするために。
これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。

―― 株式会社Spica