出生数70万人割れ、だからこそ。

先日発表された、日本の年間出生数が70万人を下回ったというニュース。多くの方がショックを受けられたのではないでしょうか。未来を担う命の誕生が減っていく現実に、漠然とした不安を感じた方もいるかもしれません。

しかし、この数字は、私たちに別の視点も与えてくれます。それは、一つひとつの出産が、これまで以上にかけがえのない大きなイベントになったということ。

赤ちゃんがこの世に誕生すること。それは、ご家族にとってはもちろん、社会にとっても本当に素晴らしいことです。新しい命の誕生は、喜びと希望に満ちた、かけがえのない瞬間。この大切な瞬間を、より安心して、より心穏やかに迎えられるよう、私たちにできることは何でしょうか。

陣痛中の「いきみ逃し」は、まさにその一つ。

出産は、まさに体力と精神力の両方を要する大仕事です。特に陣痛中の「いきみ逃し」は、その後の分娩の進行にも大きく影響すると言われています。これまで、テニスボールを使った民間療法が広く知られていましたが、多くの方が不便さを感じていたのも事実です。

「転がってしまい使いにくい」「使い方がわかりにくい」「衛生面が気になる」といった声は、まさに妊婦さんのリアルな声でした。

安心をサポートする「まさポ いきみのがし」

そんな課題に応えるべく、藤田医科大学病院の看護師・助産師の方々と共に開発したのが、妊婦さんのためのマッサージグッズ「まさポ いきみのがし」です。

この商品は、これまでになかった”いきみ逃し”を主な目的としています。転がらず、握りやすい形状で、出産経験のない方でも直感的に使えるよう工夫されています。また、丸洗い可能で衛生的。医療機器にも使われるラテックスフリーのプラスチックを国内で製造しており、安心してご使用いただけます。

人生の大きなイベントである出産を、妊婦さん自身が「選べる」ように。そして、自分らしい分娩スタイルを安心して選択できるよう、私たちは「いきみ逃し」にも新しい選択肢を提案したいと考えています。

かけがえのない瞬間のために。

数字だけ見ると、悲観的になりがちかもしれません。しかし、一つひとつの命の誕生がより一層尊いものになった今、それぞれの出産が素晴らしい経験となるよう、私たちにできるサポートはたくさんあります。

「まさポ いきみのがし」が、大切な出産というイベントに臨む妊婦さんの心と体を少しでもサポートし、笑顔で赤ちゃんを迎えられる一助となれば幸いです。

出産という、人生の大きなイベント。その一つひとつが、希望に満ちた素晴らしい時間となりますように。