以前も書きましたが、「まさポ いきみのがし」は、最終的にテニスボールに似たフォルムとなっております。

大きな違いとして、平面で安定するように半球となっており[本体]と[フタ]の構成から成り立っております。

横から見ると妊婦様のフォルムにも似ていて愛らしく、清潔感のあるデザインになりました。

視点を変えて上から見ると、ひょうたんや落花生を思わせるデザインは[∞（むげんだい）]も意識しております。

そもそもは共同研究をさせていただいた藤田医科大学病院でテニスボールを工夫している使っておられたものにかなり近くなっております。

検討段階では押圧することを強く意識したデザインが多く、そもそも使う気にならないとの声が多く上がりました。この感覚は手に取っていただくうえで非常に重要であったと今では思います。

企画する側としては、やはり今のものとできるだけ離れた提案が良いと思うのですが、使う側がどう感じるかということは我々の目指す「よりそうプロダクト」の指針に照らし軌道を修正しました。

経緯を翻ると広く活用されてきた民間療法は、先人の知恵そのものであり歴史が長ければそれだけ支持される理由があるように感じます。

おかげさまで、「まさポ いきみのがし」は無事にテスト販売を開始いたしました。すでにいくつかは出荷が済んでおり、購入いただいた皆様のお役に立っていると信じております。そして願わくば「まさポ いきみのがし」が、テニスボールのように長く愛されるアイテムとなるようこれからも改良を続けてまいります。